安全な工事の実現に向けて、電気工事士による安全勉強会を実施

「安全な工事」の実現に向けて、電気工事士による安全勉強会を実施しました

株式会社FFJは、電気工事を始め、自動車エレベーター設置、重量搬入物据付工事、産業機械メンテナンス工事など、多岐にわたる事業を展開しております。すべての工事において、私たちが最も優先すべきは「安全」であると考えております。

この度弊社の安全管理体制を一層強化し、社員および協力会社スタッフの安全意識と技術知識を向上させることを目的として、「電気工事士による安全勉強会」を下記の通り実施いたしました。

安全勉強会の開催概要

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  • 開催日: 2025年8月29日
  • 場所: 株式会社FFJ 1F 事務所
  • 講師: 寺井 氏(電気工事士)
  • 参加者
    • 弊社社員 7名
    • 協力会社スタッフ 4名

勉強会の目的と内容

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今回の勉強会では、特に注意を要する「電気設備」と「火気作業」における安全管理のあり方を改めて見直し、再発防止策を共有することに重点を置きました。

電気工事のプロフェッショナルの視点から、以下のような専門的な指導をいただきました。

漏電のメカニズムとその危険性

絶縁不良によって電気が漏れる「漏電」が、いかにして感電や火災といった重大事故に繋がるのかを実例を交えて学びました。

漏電発生時の具体的な対処法

万が一器具の漏電が疑われる場合に、二次災害を防ぐための初動(即時使用中止、電源遮断)と、資格者へ点検を依頼する重要性を確認しました。

漏電遮断器・分電盤の正しい取り扱い

事故を未然に防ぐ漏電遮断器の仕組みや定期的な作動確認の必要性、また、資格者以外が分電盤を不用意に操作することの危険性について、改めて認識を深めました。

学び・気づき

参加者からは

  • 「”当たり前の安全確認”を徹底することこそが事故防止の最大の鍵であると再認識した」
  • 「火気と電気は近づけないという基本の徹底が、現場によっては疎かになっていた可能性があることに気づいた」

といった声が上がり、業務に対する意識を新たにする貴重な機会となりました。

学びを実践するために、新たに導入する安全ルール

FFJでは今回の研修で得た知識や気づきを一過性のものとせず、全社員が遵守すべき具体的な行動基準として社内ルールに反映させることといたしました。

漏電遮断器の必須使用の徹底

延長ドラムや仮設配線には、必ず漏電遮断器付きの製品を使用します。
また、使用前には必ずテストボタンによる作動確認を実施します。

火気作業と電気機材の物理的な分離

溶接やガス切断などの火気作業を行う際は、半径5メートル以内に電動工具や延長コード、各種電線を置かないことを原則とします。
作業開始前には、作業責任者が配置状況を必ず確認します。

防火シート設置の義務化

火気作業中の火花飛散による火災を防止するため、作業エリア周辺には必ず防火シートを設置します。
シートの固定状態や設置範囲の妥当性についても、作業責任者が確認・徹底します。

まとめ

今回の勉強会を通じて、社員一人ひとりが「自分ごと」として安全を捉え、危険を予知し、回避する能力を高めることができました。

株式会社FFJはお客様に常に安全で高品質なサービスを提供し、安心して工事をお任せいただけるよう、今後も全社一丸となって安全管理体制の強化と人材育成に努めてまいります。

今後とも変わらぬご支援ご鞭撻を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

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